子どもの泌尿器

小児泌尿器科について

小児泌尿器科について

子どもは排尿困難の症状があっても、ほとんどの場合、それを正しく伝えることができません。そこで、身近な方が観察して何か気付いたら早めの泌尿器科受診をおすすめしています。

1日8回以上の頻尿、おもらし、おねしょ(夜尿症)、構えてから尿が出るまで時間がかかる、排尿時に強くいきんでいる、陰茎・精巣の痛みなどがありましたらご相談ください。

小児泌尿器科の疾患

夜尿症

5歳以降で1か月に1回以上のおねしょが3か月以上つづくことを基準に夜尿症を診断しています。5歳で15%、小学生低学年で10%、10歳で5%程度のお子さんが夜尿症です。成人後も0.5%が夜尿症であるとされ、男児に多い傾向があります。お泊りが気持ちの負担になり、劣等感の原因になることもあるため、年齢を考慮して治療をお勧めしています。現在では有効な治療法が登場していますが、治癒までには時間がかかることもあるので、早めにご相談ください。

亀頭包皮炎

亀頭はペニスの先端で、包皮はそれにかぶさる皮です。ここに炎症が起きて赤く腫れた状態が亀頭包皮炎です。炎症による痛みがある状態ですので、できるだけ早く受診しましょう。発症が多いのは3歳前後です。抗菌薬を使った短期間の薬物療法で改善し、軽い炎症の場合には洗浄だけでも改善可能です。亀頭包皮炎を繰り返す場合には包茎の治療も検討します。

包茎

ペニスの先をおおう包皮は先端の包皮口を境に表の外板と内側の内板に分かれています。包茎は、先端の包皮口が狭いため包皮をむいて亀頭を完全に露出できない状態です。幼児期にはペニスの先が包皮でおおわれている包茎の状態が正常です。包皮がむける時期は、一般的に14~15歳とされていますが個人差があります。

幼児の包茎で炎症を繰り返す場合などでは包茎の治療が必要なケースもありますが、症状がなければ包茎は正常な状態ですから治療の必要はありません。

排尿時に包皮が膨らむ、包皮の炎症を頻回に繰り返すなどの場合には治療することもあります。

TEL:045-862-5001